カルボの薄毛対策グッズ紹介所

20代後半から7年以上薄毛に悩んでいるカルボが、薄毛対策に役立つグッズを紹介しています。専門家ではないので、医薬品についてはほとんど書いていません。「育毛ビジネスの闇」についても警鐘を鳴らしています。主な参考文献は「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」です。

AGA(男性型脱毛症)の原因物質5αリダクターゼとは?

AGA(男性型脱毛症)の原因物質5αリダクターゼとは

AGA(男性型脱毛症)の原因は、「5αリダクターゼ」(5α還元酵素)という、人体の中に存在する酵素です。今回は、5αリダクターゼとは何か、5αリダクターゼを抑制する方法はあるのか、といったことを解説します。

 

5αリダクターゼとは?

AGAの原因物質5αリダクターゼとは?

5αリダクターゼには、Ⅰ型5αリダクターゼ、Ⅱ型5αリダクターゼの2種類があります。頭皮の中で、Ⅰ型5αリダクターゼは皮脂腺に多く存在し、Ⅱ型5αリダクターゼは前頭部や頭頂部の毛乳頭細胞にたくさん存在することがわかっています。

 

そして、AGA(男性型脱毛症)は、Ⅱ型5α-リダクターゼの影響を強く受けると言われています。AGA(男性型脱毛症)にかかった人が、前頭部や頭頂部から薄毛が進行していくのはそのためです。

 

Ⅱ型5αリダクターゼは、男性ホルモンのテストステロンと結びついて、ハゲや薄毛を引き起こす強力な男性ホルモンであるDHT( ジヒドロテストステロン)に変換します。

 

そして、このDHT(ジヒドロテストステロン)が、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体(レセプター)に結合して、脱毛因子 (TGF-β)を増やし、毛乳頭や毛母細胞に「髪の毛を成長させるな」という指令を出し続けるのです。

 

※参考サイト:

5αリダクターゼとジヒドロテストステロンの関係性は? - 薄毛・AGA治療なら【はなふさ皮膚科 】

 

5αリダクターゼを抑制する方法はあるのか?

5αリダクターゼを抑制する方法はフィナステリドを服用すること

幸いなことに、5αリダクターゼを抑制する成分があります。それはフィナステリドという成分です。しかも、5αリダクターゼを抑制するだけではなく、実際に98%の人にAGA(男性型脱毛症)の進行抑制の効果があったという研究結果があります。

 

また、日本の臨床試験では半年で48%、1年で58%、2年では68%、3年で78%と毛髪の量が増える人が経時的に増えていき、髪が増えるだけでなく、髪の質(長さ、太さ)なども改善することが確認されています。つまり、薄毛の進行を止めるだけではなく、髪の量を増やす効果も期待できるのです。

 

フィナステリドは、医薬品であり、市販はされていません。国内で入手するには、AGAクリニックなどで医師の処方を受けることが必要です。AGA(エージーエー)治療には、フィナステリド0.2mgまたは1mg錠を1日1回服用するのが通常です。

 

 

ただし、服用は成人の男性に限られ、女性、未成年は服用できません。女性に対して実施された臨床試験では、効果がないことが確認されています。さらに、妊婦や妊娠している可能性がある人はフィナステリドを触れることも厳禁です。肌から成分が吸収され、胎児に影響を及ぼす可能性があるからです。

 

フィナステリド以外で、5αリダクターゼを抑制すると言われているのは、ノコギリヤシです。ただし、ノコギリヤシに薄毛進行を止める効果や髪の量を増やす効果があることを示す信頼性の高い研究結果は今のところありません。

 

フィナステリドと比べて5αリダクターゼの抑制効果が緩やかなために、AGA(男性型脱毛症)の症状を無くすだけの力がないのかもしれません。

 

他にも、亜鉛、ウーロン茶、バナナの皮などにも5αリダクターゼを抑制する効果があるのではないかと言われています。ただし、まだ十分な研究は行われていないようです。今後、自然由来の成分で副作用があまりない5αリダクターゼ阻害薬が誕生したらうれしいですね。

 

いずれにしても、今の段階で5αリダクターゼの作用を阻害し、実際にAGA(男性型脱毛症)に対して効果があるとはっきり分かっているのは、フィナステリドだけです。

 

※フィナステリドを服用するかどうかは、医師に相談して決めるようにしましょう。そして、副作用についての注意点などをよく聞くようにしましょう。

 

記事の最終更新日:2020年6月27日