「頭の形が絶壁だと薄毛になりやすい」という説があります。事実、薄毛であるカルボも絶壁です。では、この説は真実なのでしょうか?
なぜ頭の形が絶壁になるのか?
頭の形が絶壁になる原因は、主に遺伝と乳幼児期の寝方にあるようです。
・遺伝
親の身体的特徴は子供に遺伝しますが、頭の形も遺伝するということです。カルボの父親も絶壁の頭の形ですので、それが遺伝したのだと思います。
・乳幼児期の寝方
生まれてから6ヵ月くらいまでは、頭が柔らかく、この時期にいつも同じ姿勢(仰向けなど)で寝てしまうと、絶壁頭の原因となると言われています。
このため、ドーナツ型の枕など、対策グッズが販売されています。
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「頭の形が絶壁だと薄毛になりやすい」は本当か?
では、頭の形が絶壁だと薄毛になりやすいのでしょうか?
この説の根拠は、絶壁の場合、寝ている時に、頭部の摩擦が通常の頭よりも多くなり、頭皮が傷つけられてあり、血行が悪くなったりして、毛が抜けやすくなるというものです。
しかし、これは説の根拠としてはかなり弱いと言えるでしょう。もし、この説が本当だとしたら、絶壁の部分を中心に薄毛になっていくことになりますが、実際にそのようなハゲ方をしている人はほとんどいません。
ほとんどの人は、頭頂部か前頭部(おでこの生え際)からハゲが進行していきます。
なぜ、頭頂部や前頭部からハゲが進行していくのでしょうか?
それは薄毛の原因のほとんどがAGA(男性型脱毛症)にあるからです。
このAGAは、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンがヘアサイクルを乱すことによって生じます。
そして、ジヒドロテストステロンは、主に、テストステロンという男性ホルモンが毛乳頭細胞でⅡ型5αリダクターゼと結びつくことで発生します。
このⅡ型5αリダクターゼは、頭頂部や前頭部の毛乳頭細胞に多く存在します。このため、薄毛・ハゲになる人のほとんどは、頭頂部か前頭部から薄毛が進行していくというわけです。
AGAによる薄毛にはどう対処したらいいの?
AGAによる薄毛には、さまざまな対処法があります。
医学的根拠のある対策には、下記のものがあります。
おすすめ度A(強く勧められる対策)
・フィナステリド ➡ 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
・デュタステリド ➡詳しくはこちらの記事をご覧ください。
・ミノキシジル] ➡詳しくはこちらの記事をご覧ください。
おすすめ度B(勧められる対策)
・低出力レーザー照射 ➡詳しくはこちらの記事をご覧ください。
・アデノシン ➡詳しくはこちらの記事をご覧ください。
<注意>
なお、ネットで盛んに宣伝されている医薬部外品の育毛剤には効果がないので、本気で髪を増やしたい人には、全くおすすめできません。