「パナックスジンセン(朝鮮人参)が薄毛の改善に役立つ」という興味深い説があります。では、この育毛に関する説には信ぴょう性があるのでしょうか?
パナックスジンセン(朝鮮人参)は薄毛の改善に役立つか?
パナックスジンセン(朝鮮人参)と薄毛改善や育毛との関係を示す情報はあまり多くはありませんが、メンタリストのDaigoさんの「Mentalist DaiGo Official Blog」というブログの中で、パナックスジンセン(朝鮮人参)に薄毛改善の効果を期待できる旨の記述が載せられていました。
Daigoさんはきちんと論文などを調べた上で記事を書いていると思いますので、信頼性があると思います。
そのブログによると、2003年のマウス実験で、パナックスジンセン(朝鮮人参)に、男性の薄毛の原因の9割を占めるAGA(男性型脱毛症)を引き起こす「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」をブロックする作用があることが確認されているようです。
※AGAは、「テストステロン」という男性ホルモンが髪の根元にある毛乳頭細胞で「5αリダクターゼ」と結びつくことによって発生する「ジヒドロテストステロン(DHT)」が脱毛指令を出し続けること発症します。
また、40名の薄毛の男性が1日3000mgの朝鮮人参を飲んだら、約24週間程度で髪の濃さや密度が向上したという人を対象にした実験の結果もあるようです。
Daigoさんによると、パナックスジンセン(朝鮮人参)の育毛効果を示すデータは、このブログで以前ご紹介した「ノコギリヤシエキス」のデータよりもしっかりしているようです。
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というわけで、パナックスジンセン(朝鮮人参)には、薄毛を改善させる効果をある程度は期待できそうです。カルボはノコギリヤシエキスを試したことはあっても、朝鮮人参を試したことはないので、ちょっと試してみたいですね。
今後、もっとパナックスジンセン(朝鮮人参)の薄毛に対する効果についての研究が進み、さらなる臨床試験が行われることを願います。
※参考元動画:
パナックスジンセン(朝鮮人参)はどうやって摂取したらいい?
日本の普段の食生活の中でパナックスジンセン(朝鮮人参)をコンスタントに摂取していくのは困難です。韓国料理のサムゲタンを毎日食べるわけにはいかないでしょう。
このため、パナックスジンセン(朝鮮人参)を摂取する一番現実的な方法は、サプリを購入することでしょう。
「ナウフーズ」などの大手で信頼できるメーカーもパナックスジンセン(朝鮮人参)を出していますから、薄毛で悩んでいるのであればそうした商品を購入して定期的に摂取してみることができるでしょう。
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<参考>パナックスジンセンと高麗人参とオタネニンジンの違いは?
パナックスジンセンと朝鮮人参、高麗人参、オタネニンジンをすべて別物だと考えている人がいるようですが、これらは呼び方が違うだけで、すべて同じものを指しています。
パナックスジンセンは、現在、全体の7割以上が韓国と中国で栽培されていますが、日本でも江戸時代から栽培されています。
朝鮮人参は、薄毛改善効果のほかにも、食欲不振、疲労回復、下痢、虚弱体質、無気力など慢性虚弱症を改善する効果があると言われています。また、新陳代謝の衰えを改善し、冷え性を改善するため、ストレス緩和にもつながるそうです。
朝鮮人参は、上記の通り、「下痢」の改善と「ストレス緩和」の効果があるので、もしかしたらカルボが悩んでいきた過敏性腸症候群(IBS)にも効果あるかもしれないですね。もしそうなら、育毛効果と整腸効果で一石二鳥ですね!
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記事の最終更新日:2020年6月29日