カルボの薄毛対策グッズ紹介所

20代後半から7年以上薄毛に悩んでいるカルボが、薄毛対策に役立つグッズを紹介しています。専門家ではないので、医薬品についてはほとんど書いていません。「育毛ビジネスの闇」についても警鐘を鳴らしています。主な参考文献は「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」です。

ナノテクノロジーを駆使した育毛剤に発毛効果はあるか?

ナノテクノロジーを駆使した育毛剤に発毛効果はあるか?

先日、車の中でラジオを聞いていたら、ラジオ番組の中で育毛剤を紹介するコーナーがありました。実質、その育毛剤の宣伝コーナーでした。そこに登場した育毛剤メーカーの人の話によると、今までの育毛剤に効果がなかったのは、成分が毛穴の奥にまで浸透してなかったためで、今回開発したナノテクノロジーを駆使した育毛剤なら成分が毛穴の奥にまで浸透するので、高い効果を期待できる、ということでした。では、果たして、そうしたナノテクノロジーを駆使した育毛剤には効果があるのでしょうか?

 

ナノテクノロジーを駆使した育毛剤に発毛効果はあるか?

ナノテクノロジーを駆使した育毛剤に発毛効果はあるか?

その育毛剤は、毛穴の何百万分の1の大きさのナノカプセルに有効成分をと閉じ込め、そのナノカプセルが毛穴の奥にまで浸透し、そこで成分が溶け出すため、高い育毛効果を発揮できるということを売りにしています。そして、そのナノカプセルには何十種類もの有効成分が配合されている、とのことです。

 

しかし、有効成分の数はほとんど無意味です。重要なのは、発毛効果のある成分が配合されているかどうか、ということです。そして、人間の頭髪に対して発毛効果があると医学的根拠を持って言えるのは、「ミノキシジル」、「フィナステリド」、「デュタステリド」です。このうち、内服ではなく、外用、つまり頭皮に塗ることによっても効果が得られることがわかっているのは「ミノキシジル」だけです。

 

しかし、このナノテクノロジーを駆使した育毛剤には「ミノキシジル」が配合されていません。配合されているのは発毛効果がない成分ばかりで、しかもどの成分がどれくらい配合されているのかもよくわかりません。

 

というわけで、この育毛剤には、毛穴の奥深くまで、毛根にまで浸透する力はあるのかもしれませんが、肝心の発毛を生じさせる効果は期待できない、ということになります。

 

冷静に考えて、確かな発毛効果のある育毛剤が登場したら、AGAクリニックなどで積極的に使用されているはずです。でも、実際にはそのようなことにはなっていません。専門家の見地からは、効果があるとみなされていないからです。

 

もちろん、髪が伸びるスピードを早めるとか、頭皮を清潔に保つなどの効果はあるでしょう。成分が毛穴の奥まで浸透する分、従来の育毛剤よりそうした効果は高いかもしれません。

 

しかしながら、本気で薄毛を改善させたい人、つまり目で見てわかるレベルで薄毛を改善させたい人にはおすすめできません。

 

www.calvo-aga.com

 

※参考元:

ほとんどの育毛剤は効果なし?広告の文言で薬事法に抵触するものも - ライブドアニュース

※参考文献:

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

 

記事の最終更新日:2020年5月6日