カルボのAGA薄毛対策研究所

30歳から薄毛と戦っているカルボが、フィナステリド・ミノキシジル・低出力レーザーなど、本当に効果のあるおすすめのAGA対策・育毛法を紹介します。ネットに氾濫する詐欺まがいの育毛ビジネスについても書いています。カルボが薄毛の他に苦しんできた過敏性腸症候群(IBS)のことにも触れています。

毛穴に皮脂が詰まると薄毛・ハゲになるのは嘘・本当?

毛穴に皮脂が詰まると薄毛・ハゲになるのは嘘?

育毛サロンのCMなどで、サロンのスタッフが薄毛の人の頭皮をマイクロスコープで撮影して、「こんなに毛穴に皮脂や汚れが詰まっています、当サロンは毛穴の皮脂を綺麗に取り除きます」などと説明しているのを見たことがあるかもしれません。そのようなCMを見ると毛穴の皮脂の詰まりを解消すれば髪が生えてくるような印象を受けるかもしれません。でも、そんなことが本当にあるのでしょうか?

 

毛穴に皮脂が詰まると薄毛・ハゲになる?

毛穴に皮脂が詰まると薄毛・ハゲになる?

頭皮の毛穴に皮脂が詰まっていると薄毛・ハゲになる、逆に毛穴の皮脂の詰まりを除去すると薄毛が改善されるという話は、残念ながら基本的に嘘・デタラメです。

 

男性の薄毛やハゲの原因の9割以上を占めるAGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンの影響によって発症しますが、男性ホルモンは頭皮の皮脂腺を活性化して皮脂の分泌量も増やします。このため、AGAにかかって薄毛になっている男性の髪の毛はやや脂っぽいこともあるかもしれませんが、皮脂の増加自体が薄毛の原因になっているわけではありません。

 

また、AGAにかかっている人とそうではない人の頭皮の皮脂量を調べた実験では、両者には差がないという結果が出ています。

 

さらに、毛穴に脂が詰まっているほうが抜け毛は起こりにくいという論文すらあります。事実、皮脂は頭皮の保護膜の働きをして雑菌の繁殖を抑えてくれるので、頭皮環境の維持に役立っている面があります。その意味で、毛穴に皮脂がある方が髪が抜けにくいというのは一理あるかもしれません。

 

このように、頭皮の皮脂量と薄毛には関係が基本的にありませんので、高いお金を払って頭皮の皮脂を取り除く必要はありません。また、頭皮の皮脂に神経質になってシャンプーでゴシゴシ頭を洗いまくる必要もありません。そのようなことをしたら、逆に薄毛がもっと酷くなってしまうでしょう。

 

脂漏性皮膚炎とは?

脂漏性皮膚炎とは?

今回見てきた通り、頭皮の皮脂は抜け毛や薄毛、ハゲとは関係ないと言えます。ですから、「頭皮の毛穴が皮脂で詰まる→ハゲになる」という図式を強調して商品を買わせようとするような宣伝や広告は、先日ご紹介した「血行促進→髪が生える」という情報と同様、詐欺まがいの育毛ビジネスの戦略と考えられますので、注意しましょう。

 

www.calvo-aga.com

 

とはいえ、頭皮の皮脂があまりにも多すぎると「脂漏性皮膚炎」という病気になることがあります。

 

脂漏性皮膚炎とは、頭皮を中心にみられる慢性の皮膚炎・湿疹です。この皮膚炎や湿疹が悪化すると髪の毛が抜けることもありますが、AGAとは違い一時的なものであり、炎症がおさまれば脱毛もなくなります。脂漏性皮膚炎の疑いがあるのであれば、皮膚科などで診てもらうとよいでしょう。

 

記事の最終更新日:2019年12月3日