2019年3月19日のYahoo!ニュース(情報源は「みんなのライフハック DIME」)に、日本で初めて医学的根拠が証明された整体の施術式「篠崎式イネイトリボーンセラピー」が、薄毛にも効果があるという記事がありました。では、この篠崎式イネイトリボーンセラピーとは一体何でしょうか?
篠崎式イネイトリボーンセラピーとは?
篠崎式イネイトリボーンセラピーは、50箇所以上の骨格の歪みを改善することができる整体施術だそうで、その効果について15年にわたって研究が行われ、さらに累計8万回以上の検証実績があるそうです。
2013年12月には、医師監督の臨床試験から、その有効性が統合医療学会で発表され、2017年5月には、医学誌「診療と新薬」に、医師による査読付き論文が掲載されました。整体での歪み改善、コリ改善、小顔、リフトアップで、初めて臨床試験を実施し、首・肩・腰の違和感の改善率90%以上という結果になったそうです。
篠崎式イネイトリボーンセラピーは、体の歪み、自律神経の乱れ、血液・リンパ、脳脊髄液など体液循環の滞り、内臓疲労の蓄積、ストレス、冷えなど体の機能低下を原因とした症状はどのようなものでも改善していくとのことです。
そして、注目すべきことに、篠崎式イネイトリボーンセラピーは、薄毛対策にも効果があるとのことです。
篠崎式イネイトリボーンセラピーが薄毛対策にも効果があるのはなぜ?
篠崎式イネイトリボーンセラピーが薄毛対策にも効果的であるとされる根拠は、以下の通りです。
・薄毛は、末梢血流の循環不良から頭部の血流が悪くなっていることが原因の一つである。
・篠崎式イネイトリボーンセラピーを行うことで末梢血流の流れが良くなっていくため、抜け毛が少なくなり薄毛の改善につながる。
篠崎式イネイトリボーンセラピーで、薄毛がどの程度改善されるのかは分かりません。
AGA(男性型脱毛症)による薄毛の原因には、男性ホルモンの働きが関係していますから、血行が良くなったからといって薄毛が大幅に改善されることはないでしょう。
それでも、このような薄毛対策に有効と言える方法や対策が新たに見つかっていくのはうれしいことですね。
参考:AGAの原因は?
AGAの原因は、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンにあります。
このDHTが毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体(レセプター)に結合して、脱毛因子 (TGF-β)増やし、毛乳頭や毛母細胞に「髪の毛を成長させるな」という指令を出し続けので、薄毛が進行していきます。
DHTは、男性ホルモンの「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素と結びつくことで発生します。テストステロンは何も悪さをしませんが、5αリダクターゼがテストステロンを髪にとって有害なDHTに変換してしまうのです。
ある人がAGAにかかるかどうかは主に、5αリダクターゼの分泌量と、DHTの感受性を決めるレセプター(受容体)の数によって決まります。そして、これらの要素は遺伝によって決まる部分が多いです。
記事の最終更新日:2019年12月6日