カルボのAGA薄毛対策研究所

30歳から薄毛と戦っているカルボが、フィナステリド・ミノキシジル・低出力レーザーなど、本当に効果のあるおすすめのAGA対策・育毛法を紹介します。ネットに氾濫する詐欺まがいの育毛ビジネスについても書いています。カルボが薄毛の他に苦しんできた過敏性腸症候群(IBS)のことにも触れています。

ストレスは本当に薄毛やハゲの原因なのか?

ストレスは本当に薄毛やハゲの原因なのか?

ストレスでハゲになったり薄毛になったりすると考えている人は世の中に大勢います。では、ストレスは本当に薄毛やハゲの原因となるのでしょうか?

 

ストレスは本当に薄毛やハゲの原因なのか?

ストレスは本当に薄毛やハゲの原因なのか?

ストレスで薄毛になるという説の根拠は、以下の点があります。

 

ストレスにさらされると、自律神経が乱れて、血管が収縮し、血行が悪くなるので、髪が抜けて薄毛になる

 

ストレスによって自律神経が影響を受けるのは事実です。それによって、交感神経が活発になって、緊張が高まります。それによって、自律神経失調症やカルボも苦しんでいる過敏性腸症候群などの病気になることがあります。

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しかし、それにより、髪の毛が抜けるほど血管が収縮してしまうとはまず考えられません。血管収縮で頭皮の髪が抜けるとすれば、全身の毛が抜けないとおかしいことになります。なぜなら、緊張で収縮する血管は頭皮の血管だけではなく、全身の血管が収縮するからです。でも、実際にはストレスで全身の毛が薄くなるなどということは起きていません。

 

そもそも、男性の薄毛の原因のほとんどを占めるAGA(男性型脱毛症)は、ストレスによって生じるわけではなく、ジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉ホルモンによって引き起こされます。

 

このDHTは、男性ホルモンのテストステロンが、毛の根元にある毛乳頭細胞で5αリダクターゼ(5α還元酵素)と結びつくことによって発生します。そして、DHTが発生すると、それが髪のヘアサイクルを乱し、髪の毛の成長期が極端に短くなり、細くて弱々しい髪の毛が増え、薄毛になっていく、というわけです。

 

AGAになるかどうかは、5αリダクターゼの分泌量や、毛乳頭細胞がDHTの影響を受けやすいかどうか、といったことで決まります。そして、これらの要素は主に遺伝で決まります。つまり、簡単に言えば、AGAにかかるかどうかは、遺伝によってほとんど決まるということです。

 

今のところ、ストレスがDHTの発生を増やすという事実は確認されていません。ですから、ストレスがAGAの原因になるということは、今のところ、考えられません。そして、AGAは男性の薄毛の原因のほとんどを占めていますから、ストレスで薄毛やハゲになるケースはほとんどない、ということになります。

 

ストレスでハゲになることもある?

 

先ほど、「ストレスで薄毛やハゲになるケースはほとんどない」と述べました。これは言い換えると、ストレスで薄毛やハゲになるケースが多少はある、ということを意味しています。これはどういうことでしょうか?

 

これはつまり、ストレスで「円形脱毛症」になる可能性はある、ということです。円形脱毛症というのは、「10円ハゲ」とも呼ばれますが、頭に10円玉ほどの大きさにハゲができることです。

 

円形脱毛症の原因は、まだはっかりわかっていませんが、近年では「自己免疫疾患」、つまり何らかの理由で「Tリンパ球」が毛根を異物と間違えて攻撃してしまうために発症するという説が有力視されています。そして、この自己免疫疾患が起こる一つの原因はストレスかもしれない、と考えられています。

 

つまり、円形脱毛症によるハゲの場合は、ストレスが原因かもしれない、ということです。

 

また、ストレスが薄毛やハゲを引き起こす別の例として、極度のストレスや恐怖心に襲われて、頭の毛がごっそり抜けてしまった、という話を聞いたことがあります。真偽は定かではないのですが、非常に例外的な・極端なケースで、ストレスが薄毛につながることもないとは言えないようです。

 

いずれしても、今回の記事のテーマの「ストレスは本当に薄毛やハゲの原因なのか?」に対する回答は、「ほとんどのケースでストレスは薄毛やハゲの原因とはならない」となります。